注文住宅の間取りとともに考えておきたいコンセント

注文住宅の間取りを考えるとき、既存の家具を置く場所も考慮しながらドアの位置を決めたり窓の位置を決めたりする人は多いといえましょう。このとき、意外と忘れがちなのが電源コンセントの設置場所や数です。ここには家具を置くといったことが決まっている場合、別の場所に電源の供給場所を考えることが大切です。ただ、模様替えなどに関係で電源の供給場所が家具の背面になってしまう、このようなケースも考えられますので注文住宅の間取りを考えるときには電源コンセントは部屋の中に2か所以上がおすすめです。

広い部屋などの場合は、3か所から4か所が理想です。リビングなどの広い部屋は、テレビやオーディオ機器を使う関係から電源の数も多くなりがちです。リビングに併設されるキッチンも、調理器具の電源が必要になるので使い勝手が良い位置に設けるなども欠かせません。ちなみに、コンセントは容量が決まっていてその容量を超える電気を使うことは出来ないことをご存知の人は多いといえましょう。

電子レンジなどの調理機器は容量が大きいので、専用のコンセントを用意することをおすすめします。他の部屋は、床から15~25cm程度の高さに設置するのが通例ですが、冷蔵庫や洗濯機などの大きな電化製品を置く場所、調理器具を使うキッチンなどは使い勝手が良い高さを考えましょう。あまり高い場所に取り付けると電源コードが届かないなど使い勝手が悪くなるので高さにも注意が必要です。このように、注文住宅の間取りを考えるときには、電源のこともわすれないようにしなければなりません。