注文住宅は完成した建て売り住宅とは異なり、家の設計から携われるので希望のデザインおよびライフスタイルにマッチする間取りの家を建てることができます。自由設計が魅力の注文住宅ですが、更地の状態から家を建てるときは最初に基礎工事が行われることになります。この基礎工事は家を支える基礎を作るとても大切な工程、基礎工事の中で手抜きが行われると、見栄えが良い住宅は風に耐えることができなかったり、耐震性能を持つ住宅でも大きな地震の揺れに耐えきれないなど倒壊するまで至らくなくても損傷する可能性は大きいものになりがちです。施工会社に全てを一任する注文住宅ではあるけれども、定期的に建築現場に出かけることで手抜きの予防効果に導きます。
施主となる人が定期的に建設現場に訪れると、作業を行っている人々もまじめに仕事をしなければならない、このような認識がより強いものになります。ほとんど建築現場に行かないとどのような施主の家を建てているのか分からない、少しぐらい手を抜いても大丈夫だろう、このように考えることもゼロとはいい切れません。毎日建築現場に行くことは難しいかと思われますが、サラリーマンは仕事が休みになる土曜日など午前中に建設現場に出向いたり、半休などの休みを取ったときなど僅かな時間でも良いので建設現場に出向いて進捗状況を確認する、このような行為を続けていれば完成する注文住宅の品質も向上するなど建築現場に出向くことは家づくりには欠かせません。