注文住宅の間取りで考えたい主寝室の広さ

注文住宅の間取りを決めるとき、家族が過ごすことが多いリビングダイニングキッチンを広めにしておいて、子ども部屋や寝室などの個室はなるべくコンパクトにしてコストを抑えるといったやり方が多くなっています。しかし、寝室をコンパクトにするといってもあまり狭くしすぎてしまうと使い勝手が悪くなるし、逆に広くすると他の部屋が狭くなるなど、注文住宅で主寝室を作るときの広さはどのくらいが良いのか疑問に感じる人も多いのではないでしょうか。寝室に求める広さは利用する人の価値観により異なり、寝るだけの部屋なので最低限の広さで十分、リラックスできるようゆったりしている方が良いなど様々です。一般的に、一人用は4.5~6畳、夫婦で使うなら6~8畳程度が目安です。

4.5畳の広さならシングルベッドを2台置くことができので、最小限の広さで良いなら4.5畳でも良いわけです。逆に、10畳くらいの広さがあればベッド以外にもテレビやドレッサーなどを置くこともできるなど、どのような家具を置いてどのような過ごし方をするのか、これにより寝室の広さが変わるため、これをポイントにして考えると良いでしょう。寝室を必要最小限の広さにすれば注文住宅の価格は下がるけれども、寝室でもリラックスしたいテレビを見ながら寝たいなどの場合はある程度の広さが必要です。それと、寝室を畳にして蒲団を敷いて眠りたい人は蒲団を入れるための保管スペースや出し入れのしやすさなども考えることも大切です。