注文住宅の予算ですが、もちろんどのような注文を付けるかによって上はいくらでも高くなり得ますが、平均的にはどの程度を考えておけば良いのかというのは多くの人が気になるところです。先に数字を挙げてしまうと全国的には3500万円程度ということで、憧れの注文住宅ではあるものの意外としっかり抑えているという感覚を持つ人が多いかもしれません。ただしこの金額は土地代金を含みませんのでその点は要注意です。建物代金は、同じような住居であれば全国どこでもほぼ変わりはありませんが、土地に関しては地価が大きく異なりますのでまとめた金額で示すのは適切ではなく、別立てで計算しているわけです。

注文住宅は予算内に収まるように優先順位を付けて対処することが適切ですが、それとは別に予算面で気を付けておかないといけないことがあります。それは資金繰りであって、住宅ローンは建物が完成しないと融資を受けられませんが、ハウスメーカーなどに支払うお金は、完成後で良いわけでは決してありません。建築を開始する時点で少なくとも一部分を払わなければならないからです。この間のお金は自己資金で準備できるのであればそれに越したことはないというか、それが理想ではありますが、金額も大きいだけに全員が可能というわけでもありません。

そういう場合は、住宅ローンとは別の融資を受ける必要性も考えておく必要があります。これは無担保ですので金利が高くなりがちです。注文住宅のことならこちら